少し前からハマッてます。
書店などでは特設コーナーを設けている所も多いですね。
花の絵とか、可愛いワンコの絵とかいろいろ種類はありますが
なんといっても『きいちのぬりえ』です。
身もだえしてしまうほど懐かしいこの絵柄にホロリときます。
きいちの絵の特徴として、少女の絵がまるっきり少女に見えないという
ところでしょうか。
ぽってりした丸顔にムッチムチのボディ。
「パーマネント」としか表現しようがないウェーブヘア。
きいちの描く少女を見るたびに私が思い出してしまうのは
70年代の『女囚さそり』シリーズでおなじみの下町の売春婦たちです。
明るくはすっぱなコールガールも多いのですが
何か重い運命を背負ったような、暗く無口な売春婦もまれにいます。
そのアンニュイな空気をまとった売春婦ときいちの描く少女たちが
私の中ではいつもシンクロするのです。
そして絵にはそれぞれ「コメント」が付いています。
このコメントがものすごくツボで困ってしまいます。
フワフワの帽子をかぶった少女の絵には「あたたかそうね」。
枕元にくつ下を置いた少女の絵には「うちへもさんたくろーすくるかな」。
ショールを羽織った少女の絵には「しょーるをかけて」。
などなど。
素朴ながらも「きいちってば、絶対狙ってる!」と疑わずにはいられません。
皆さま、きいちをどうぞよろしくお願いします。
本日の画像は私が塗ったきいちの一枚です。
エロエロでムチムチです。